大好きな先生が、本当に大好きな先生が、恋しているのに近かった大好きな先生が、今日付けで学校を退職したみたいです。原因なんていうものは私はよく知らないのだけど、多分きっと、隣のクラスの担任持ってもらってた子たちよりも泣いてます。わたしにはもうね、先生いなくちゃダメなのだ。5月に入った辺りから様子がおかしいのは知っていたし、見ていたけれど、まさかこういう結果が訪れるだなんて思ってもいなくて、その事を今日の放課後、しかも帰り道に事情を知ってた友達から聞いて、帰り道ずっと泣いた。通り過ぎる人に変な目で見られたりしたけれど、ずっと泣いた。
昨日今日、その先生の授業があったのだけど、授業の途中で机にうなだれていたり、声に張りが無かったり痩せてしまったあの顔を見るのが辛くて、顔を見ないように見てしまったら泣いてしまうからと思って、見ないように見ないようにしていたのだけど、授業中目があった、でもすぐ逸らして、タオルで隠してちょっと泣いた。辛いのだあんな顔した先生を見るのが。でも最後だって知ってたらバカみたいに直視して目に焼き付けたのに。見ないで済むのはいいけれど、本人がいなくなってしまっては元も子もないよ。


今日ぐっすり寝て、朝起きて、ご飯食べて、学校行って、そしたらいつもみたいに隣のクラスから先生の声聞こえるよきっと。寝不足だから今日一日今までの、そして今も、そうだ夢だ、きっと。


友達は、言ってしまったら私がおかしなことをやりかねん、と思って言わなかったみたいだけれど、大丈夫です私は元気です。嘘です泣いてます。明日は多分泣き止んでます。だって、涙はいっぱい泣けば止まるらしいから。